第3弾の開催となったのは、「助成金=埋蔵金」と定義する塚原氏のノウハウへの注目の高さからだ。自社にあう助成金の見分け方、企画と申請書の作成方法、そして面接のポイントなど、申請からの流れの中で、助成金獲得への効果的なアピール方法を紹介した。 今回は平成25年度版の最新情報も提供。地方自治体等が行っているものを都道府県別に解説した。紹介された一部を見るだけでも、全国に様々な種類・規模の助成金があり、「活用しているのはほんの一握り」「ほとんどの企業にあてはまるものがある」というのが納得できる。申請期間もさまざまで、来年の交付へ向けて今から申請可能なものもある。 また、塚原氏は、衆院選の争点にもなっている10兆円規模の補正予算にも触れ、公募型助成金にも影響すると述べた。過去、大型の補正予算が組まれたときには、それによって公募型助成金も作られてきたとし、来年には金額も助成率も高い助成金が募集さるだろうと予想した。 会場には、セミナーの内容を実践に移し、助成金を積極的に活用しようとする人の姿が目立った。 |